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ママ友との距離の置き方は?深い付き合いは要注意!心理学のルール

2018/11/25
 
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『心理学で考える、賢いママ友交際術』

 

あなたは毎日、快活に過ごせていますか?

 

“仕事も面白いし家庭も順調、ダイエット効果も出てきたし、最高!リア充で〜〜す”

という人は結構。

 

「リア充」ぶりを益々高めていってください。

 

世の中にはそんな人もいるでしょうが、逆のケースの人もいるものです。

 

“あ〜あ、嫌だ、嫌だ。明日からまたパートか。退屈な仕事だし、あの上司や同僚たちと顔をあわせると思うと、うんざり”

 

日曜ウツという言葉がありますが、月曜からの1週間を想像し、思わず憂鬱な気分に襲われる人はかなりいます。

 

会社だけではなく、ママ友との関係も同様です。

 

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ママ友との人間関係で悩んでいませんか?心理学ルールでの距離の置き方は?

 

一見、仲良しと思えるママ友仲間であっても、中には派閥があったり、ちょっとした上下関係があったりします。

 

人が複数集まれば、複雑な人間関係は付きものですが、あまりそれが煩わしいものであれば、彼女たちとの交際も憂鬱なものになってしまいます。

 

世の中には心理的にタフな人もいますが、逆に繊細で脆弱な人もいます。

 

そういう人は傷つきやすく、人間関係においても疲れやすい傾向にあります。

 

有名な心理学者のフロイトは、人間の心の領域を

  • エス(○○したいという本能的な欲求・衝動)
  • 自我(○○するつもり、○○しようという意志)
  • 超自我(○○すべき、すべきだという、理想や道徳的命令・禁止に支配された部分)

の三層に分けました。

 

普通の人は、超自我や自我がエスをコントロールして、理性的な振る舞いをしています。

 

しかし、それが苦手でできない人は、妙に横柄であったり詮索好きであったりするので、困ったものです。

 

そういう理性的でない人と接すると、人はストレスを感じてしまいます。

 

その結果、〈あの人はなるべく避けよう〉といった感情が生まれたりします。

 

ママ友関係でも、そのようなことは起こります。

 

たまに会う程度のママ友関係ならば問題はありませんが、これがパートやバイトで職場が同じだったりしたら、嫌なものです。

 

そのような、精神衛生上ちょっと問題な環境にずっと居ると、胃潰瘍やウツ病になったりしますから、気をつけましょう。

 

深い付き合いは要注意?人間関係を悪化するパーソナル・スペース破り

 

人間関係で気をつけなければならないのは、お互いに心理的な「なわばり」を守ることです。

心理学では、その「なわばり」を〈パーソナル・スペース〉と言います。

 

このパーソナル・スペースは、アメリカの文化人類学者ホールが発見したもので、大きく分けて四つのパーソナル・スペースが存在するとされています。

 

例えば、夫婦や親子、恋人などのように親密な間柄で許される距離を密接距離と言い、0・45m以下となっています。

 

この密接距離の間柄では、体が触れても気にならず、むしろ触れ合うことで安心感を得ますが、他人が入ると不快感を覚えます。

 

次の個人距離(0・45m〜1・2m)は、友人などの親しい間柄の距離です。

 

表情が読め、手を伸ばせば相手に触れられる距離です。

 

また異性間の間では男性の場合、妻がこの距離に入るのは自然ですが、他の女性が入ると誤解を生みます 。

 

三番目の社会的距離(1・2m〜3・6m)は、職場での同僚との距離や社会的な集まりでの距離です。

 

相手の微妙な表情は読めませんが、会話は交わせます。

 

他人を気にせず仕事ができ、また他人に迷惑をかけない距離とも言えます。

 

最後の公的距離(3・6m以上)は、選挙演説や講演などで取られる距離です。

 

多少の質疑応答ができたりするなど、若干のコミュニケーションは成立します。

当然ながら、距離が遠くなるほどコミュニケーションは取りづらくなります。

 

こういった事を踏まえておけば、マナー上問題はないのですが、世の中にそれを踏まえない人もいます。

 

パーソナル・スペースをわきまえず、ズカズカとそれ以上に踏み込むような困った人とは距離を置きたいものですし、そこから人間関係に亀裂が生じる可能性もあるので気をつけましょう。

 

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付かず離れずで良好なママ友関係を!

 

あまり露骨に嫌いなママ友たちを避けていると、「彼女は付き合いが悪いわね」、「飲みにケーションの意義が分かっていない」といった評価が与えられ、仲間はずれにあったり、人間関係がギクシャクする場合があります。

 

だからと言って、そんな事態を懸念しつつ嫌々飲み会に参加する、というのは、如何なものでしょう。

 

無理やり参加させられた飲み会では、テキトーに話を合わせて飲んでも、たぶんお酒は美味しくないでしょうね。

 

とはいえ、嫌々参加した飲み会だったけれど、意外に楽しかったしそれまでの自分が頑なだったと気づいた、という人もいるかもしれません。

 

また、その飲み会が切っ掛けで、コミュニケーションが以前よりも取りやすくなった、という人もいると思います。

 

いずれにせよ、飲み会に参加するもしないも、あなたの価値観や気持ち次第です。

 

嫌いなママ友との良好な関係を保つには、付かず離れずという感覚で付き合いながら、それで溜ったストレスは随時発散させるのが一つのポイントになるでしょう。

 

お酒、カラオケ、ゲーム、趣味など、何でも良いのです。

 

それでストレスを発散しリフレッシュをはかれば、多少煩わしい人間関係も寛容で柔軟な精神で受け止められるようになるのではないでしょうか。

 

まずは、人生において煩わしい人間関係は付きもの、と心得ましょう。

 

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