4歳頃でいびきがひどい場合の原因は?子供のいびきは注意が必要!?
大人は、よく耳にするいびき。
鼻がつまっている、というよりは口呼吸で寝ていることが当たり前になっているかのように、毎日毎日いびきがすごい、という人もいますよね。
結構な音量で、一緒に寝ている人がいびきをかいていると、寝つけなくなったりしますよね。
そんな問題があるいびきを、更に小さい子どもたちがかいていたら、とっても気になりますよね。
いびきってなんなんだろう?
どうしていびきをかくのでしょう?
4歳頃でいびきがひどい場合の原因は?
大人のいびきとは少し違って、子どもたちのいびきには注意が必要です。
基本的には子どもは、いびきはかかないものです。
子どものいびきの原因のほとんどが、へんとう腺肥大によるもの。
口を開けると、のどの奥の横に大きく肥大したへんとう腺が見えます。
そして、口を開けても見える訳ではないですが、へんとう腺の上にアデノイドというものが隠れています。
アデノイドとは、鼻の突き当たりの部分を指します。
アデノイドは一般的には3歳から6際頃までに大きくなり、だんだんと思春期にむけて小さくなるのが一般的ですが、何らかの原因でアデノイドが肥大して、様々な症状を引き起こすことがあるのです。
アデノイドが肥大してしまうと、喉の奥の空気の通り道がせまくなってしまい、鼻づまりや口呼吸、いびきを引き起こします。
そう考えると軽く考えていたいびきも、とっても怖いですよね。
他には、アレルギー性の鼻炎という場合もあります。
何かしら原因はありそうなので、まずお子様のいびきがひどい場合は、一度病院を受診されたほうがよいですね。
寝ているのに苦しいのはとっても可哀想ですし、なるべく早く原因を取り除いてあげたいものですよね。
子どものいびきは注意が必要?アデノイド肥大
アデノイド肥大だと、常に口呼吸をしているので、口が乾燥しますし口から菌をたくさん吸ってしまいます。
感染症に罹りやすくなりますし、風邪もひきやすくなります。
免疫力も弱まり、色々と病気にもなりやすそうですね。
そして口呼吸ですので、常に口がぽかんと開いている、特徴的な顔つきになってしまいます。
上の前歯の歯並びが悪くなったり、下顎が極端に後ろに下がってしまったり、唇があつくなり腫れぼったくめくれていたり。
鼻の下が長くなるなど、色々と変化がでるようです。
他にも睡眠無呼吸症候群により睡眠不足になってしまい、学習障害を引き起こしてしまうことも。
授業中ぼんやりしてしまい、集中力もかけて日々の生活に大きく支障が出てしまうのです。
アデノイド肥大は手術が可能で、不安に感じることがあれば、早めに病院を受診しましょう。
また、大体は8歳くらいから小さくなっていくものなので、日常生活に支障がなければ、すぐに手術するのではなく経過観察をする場合もあります。
自然に小さくなるのが一番良いので、お医者さんと相談してみてください。
受診する病院は小児科、または耳鼻科で。
専門的なお医者さんを、紹介してもらえると思います。
まとめ
4歳の子どもがいびきをかくということは、基本的にはあまりあることではありません。
いびきをかいているようでしたら、早めに病院にかかってくださいね。
風邪が原因なのか、アデノイド肥大のようにもっと苦しんでいたのか。
理由が判明するだけでも、親は安心ですしね。
口呼吸だと、色々なことが悪循環を起こしてしまいますし、良いことがないので、なるべく鼻で呼吸できるようにしてあげたいですね。
早めに原因を見つけて、対処をするのが大事です。
何かしら、原因が分かりますように。
苦しんでいるお子様を、救ってあげられますように。