3歳児の9月の月案は?保育園のねらいと運動会の活動や秋の遊びも
保育園では年間で計画をたててる他にも、クラスごとに今の子どもたちの様子を見ながら1ヶ月どんな保育をしていくのかを計画する月案。
また月案をより細かく立てる週案、子どもたち一人一人に対応してねらいを立てていく個別計画を立てます。
保育園や幼稚園は、より細かくねらいをたてて、ねらいにむけて保育を日々行っているのです。今回は夏の終わり9月の月案についてまとめてみます。
3歳児の9月の月案は?子どもたちの観察が大切
月案など計画を立てる時には、参考書なども見てアドバイスをもらうのは良いことだと思います。
大体この年齢の時に、こんな成長をするなど知ることは大切です。
ですが、みんながみんなそのような状況になっている訳ではないので、クラスの子どもたちの状況を把握することがまず一番大切です。
ねらいをたてる前に、子どもたちはいまどんなことに興味を持っていて、今どんなことが必要なのかを知っておくことから始めましょう。
3歳児クラスの9月はどんな月なのでしょうか?
3歳といえば年少クラスですが.未満児クラスから進級した子どもたちももちろんいますが、新しく入園した子どもたちが一番多いクラスです。
そんな子どもたち、半年経ってどのような様子なのでしょう?
大体の子どもたちが自分達で、園での基本的生活習慣が身に付いて、自分のことは自分で出来るようになっていると思います。
クラスの先生に思ってることを伝えたり、教えてもらったり、コミュニケーションも気付けて、段々と友達とルールが中でも遊べるようになってきます。
大きく成長する3歳の時期です。
3歳児クラスの9月という時期は?
保育園と幼稚園では、まったく異なります。
幼稚園は8月が夏休みなので、9月から二学期でまた気持ちを入れ換えてスタートするので、休みの間行わなかった園の生活を思い出すことからスタートしなくてはいけません。
最近は認定こども園も増えてきて、幼稚園でも保育園同様の保育を行っている場所が多くなったので、今回は保育園としてお話していきます。
ということで、9月の前月子どもたちの様子は、きっと7月~8月で水遊びや感触遊び、泥んこ遊び、虫探しなど夏ならではの遊びをおもいっきり楽しんだのではないでしょうか?
子どもたちが大好きな水遊びを満喫したあとは、遊ぶ力が大いに成長しています。
ルールも守れるようになったり、友達と遊ぶ力が更についてきます。
しかし夏の疲れか、体調を崩す子も増えてくる時期です。
8月の様子はこんな感じだと思います。
保育園のねらいと運動会の活動や秋の遊びも
そして月案で一番大切なねらいですが、園によって異なるかもしれませんが、9月後半から10月に運動会が開催される園が多いと思います。
なので9月のねらいは、運動会に向けての活動のことがメインになるのではないでしょうか。
ねらいとしては、「運動会に向けて友達と体を動かすことを楽しむ」「運動会にむけて友達や保育者と体を動かし練習することを楽しむ」
など友達との関わりや保育者ともコミュニケーションをとりつつ、練習をするではなく、練習することを楽しむ目標をたてた方が望ましいですね。
単に練習するだけでは、まだまだ飽きてしまう年齢なので、楽しむことを目標とし、いかに毎日の活動のなかで楽しく練習ができるかだと思います。
そこで、ねらいから楽しむことを目標にたててみて下さい。
運動会以外にも、9月は夏が終わり秋が訪れます。季節も変わり新しいことを見つけて活動ができる時期です。
トンボやコスモス等の自然との関わりも、しっかりと取り入れたいものですね。
「秋の自然に触れあうことを楽しむ」など、秋との関わりを親しめるようなねらいも取り入れたいですね。
お散歩したり、園外保育、戸外保育で秋を見つけたり、秋の歌を歌ったりし季節が変わることを子どもたちと楽しめるようなねらいにしてみましょう。
まとめ
子どもたちの日々の様子を踏まえて、ねらいをたてると、そのあとの週案はねらいに基づいて立てていけるので、残りはすぐに考えつくと思います。
ねらいどおりにはいかない保育現場ですが、子どもたちが楽しんで成長していけるようにしっかりと考えていきましょう。