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3歳児からの劇遊びの絵本で題材はどう選ぶ?やる気にさせるには?

2019/03/02
 
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発表会時期の前に、保育士さんが悩む劇遊び。

 

四歳、五歳になるにつれて、言葉をしっかりと覚えれるようになり練習する意欲も、発表会への取り組む力も芽生えてくるのですが、三歳児は子どもたちをしっかりやる気にさせてあげなくては、中々劇遊びなどの活動へ運んでいけないことも現実です。

 

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飽きやすい3歳児からの劇遊びをやる気にさせるには?

 

楽しくないことはやりたくない!

 

やりたくないのに出来ない!

 

遊びたい気持ちがいっぱいで、自分の意思が一番の時期なので、相当魅力的なことでないと練習は難しいです。

 

やるからには楽しんでやりたいので、子どもたちがやりたいと思える魅力的な活動にすることを心がけることがまず重要ですね。

 

そして更に、飽きやすい子どもたちには集中できる時間は限られているので、計画的に行えるように、事前にしっかりと全体と1日の計画を立てておくことが必要ですね。

3歳児ってなにができる?

三歳児はまずなにが出来て、何が出来ないか把握することが大切です。

 

まだまだ個人差がある時期ですが、三歳児とは年少組にあたる時期で、おむつも外れ基本的な生活習慣で自分のことは自分で出来るようになります。

 

大人の手助けが必要な箇所もありますが、大体は自分で出来るようになるので、大きく成長を感じる時期ですね。

 

会話もしっかりできるようになるので、理解力も高まります。

 

歌を歌ったり、覚えたりも出来るようになります。

 

言葉の理解力も高まることで、簡単なルールも知り、守ることができるので友達と遊ぶのがとても上手になります。

 

今まで一人遊び、自分のルールだったものが、友達とルールを決めて遊ぶことができるので、遊びもかなり広がってきます。

 

おままごとや、ごっこ遊びが上達してきます。

 

そして、実際手元に物がなくとも想像して、見立て遊びが出来るようになります。

 

イメージする力も、どんどんついてくるようですね。

 

手先も器用になって、はさみを使えるようになったり、ボタンを止めることができるようになる、塗り絵も出来るようになるなど、どんどん成長していく三歳児です。

 

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3歳児からの劇遊びの絵本で題材はどう選ぶ?

そんな三歳児の出来るようになることを踏まえて、楽しい活動にもっていくために、保育者もしっかりと考えなければいけませんね。

 

歌を歌ったり、踊ったりが出来るようになる楽しい時期なので、劇遊びの中に歌や踊りを取り入れても面白いですよね。

 

オリジナリティも感じますので、とっても楽しい劇になると思います。

 

セリフを覚えるのも、中々小さい子は難しいので、歌にするとあっさり覚えてくれたりもします。

 

歌うのは、子どもたちは大好きですからね。

 

他には、ごっこ遊びが好きな子どもたちを劇に引き込んでいくために、題材を決めたらとことん飽きるまで自由にごっこ遊びをする方法もあります。

 

特に役も決めず、少しお洋服やグッツなど簡単な物を準備して、導入部分だけ少し声かけをして、自由に遊ぶ時間をとると、

 

今日はこの役をやってみよう!次はこれ!など、子どもたちが遊ぶストーリーを取り入れて、話を少し変えてみるのも面白いです。

 

とっても参考になりますよ!

 

子どもたちから生まれる発想は、大人が思い付かないものなので参考になります。

 

しっかり楽しむことが、一番大切ですね。


言葉もどんどん覚えていき、会話が楽しくなってくる時期ですが、やっぱり難しいセリフを覚えるのは難しいですし、やりたくないという気持ちにさせてしまっては勿体ないので、簡単で覚えやすいセリフ、繰り返しなセリフなどを使用することをオススメします。

 

長々セリフを覚えれたとしても、本番で緊張して言えなくなるよりは、簡単な繰り返しのセリフを自信を持って発表できるほうが、断然素敵だと思います。

 

親としてはクオリティより、子どもたちが楽しく自信をもってできているかが気になる訳ですので。

 

色々子どもたちがやりたいと思える劇遊び、題材を選ぶのは難しいですが、子どもたちが好きな絵本を選抜してあげれるよう選ぶ時が一番重要ですね。

 

具体的に、おおきなかぶやねずみの嫁入り、てぶくろ、どうぞのいす、おべんとうバス などの絵本が繰り返しが多く三歳児に用いられることが多いようですね。

 

たくさん絵本を読み聞かせ子どもたちの反応がよかった絵本を見つけて楽しい劇遊びにしてくださいね。

 

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