2歳児の運動会での個人競技はどう選ぶ?始めるタイミングと運動遊び
運動会、発表会は保育園や幼稚園では大イベントですよね。
家庭では見ることのできない、お子様の成長をしっかり感じられる大事な機会です。
親御さんも楽しみにしている運動会。
子どもたちが出来るようになったことを表現し、成長を思いっきり見ていただきたいのが保育士目線ですね。
二歳児さんはどんな競技を行えば良いのでしょうか。
年齢によって出来ること出来ないことそれぞれありますので、しっかりじっくり考えてみましょう。
2歳児の運動会での個人競技はどう選ぶ?始めるタイミングは?
では実は遅いんですよね。
そもそも少し、考え方がずれてるかなとも思います。
幼児クラスともなれば、それでも子どもたちのモチベーションを高めて、練習に励むことはできそうです。
ですが、未満児クラスは普段の遊びから、子どもたちの得意分野を引き出してあげると良いですね。
例えば、走るのが好きな子どもがたくさんいるのならば、走る競技を取り入れてみたり。
踊ったり体を動かすことが好きな子が多ければ、そういう音楽に合わせて、なにかをすることを取り入れてみればどうでしょう。
何をしようかと最初から考えるより、普段の遊びや生活を通して子どもたちを観察しなおすと、キーワードがどんどん見えてきます。
そちらのほうが構成を考えるのに、とてもやりやすいですし、子どもたちも楽しく練習に参加してくれます。
難しいことをするより、楽しんでできることが一番ですしね。
この年代は何をやっても可愛いので、立ってるだけ、歩いているだけで親御さんも十分喜んでくれますしね。
2歳児の運動遊び
とはいいましても、運動会なのでおままごとを見せる、お絵描きを見せるという訳にもいきません。
運動することを発表する日なので、是非運動遊びを競技に使用して下さいね。
トンネルを用意してみて、そのなかをくぐって遊んでみたり、縄を準備してジャンプしてみたり。
1つ1つ準備物は保育士が用意をして、遊びのなかで、子どもたちがそれをどのように用いていくかを見てみることもキーポイントとなります。
とっても参考になりますよ。
器具を用いて、渡ったり、くぐったり、ジャンプしたり。
子どもたちはとっても喜んで、楽しんで行ってくれます。
最後に決めポーズなんてしたり、とても可愛いですよね。
練習の時はいつも同じではなく、毎回違う並びに変えたりすると、飽きずに遊んでくれます。
障害物などは、思っている以上に楽しんでくれます。
だだし危険も多いので、保育士の人数に合ったものにして下さいね。
危ない箇所には、必ず保育士がいるようにしてください。
音楽を使った競技やストーリーのあるかけっこ
リズム遊びが大好きな子どもたち。
音楽に合わせて踊ったり、体を動かし表現する競技でも良さそうですね。
ダンスなども、2歳児の競技に用いられていることも多いです。
個人で行う競技とも少し異なりますが、リズム遊びを取り入れても可愛いです。
よ~いどん、と運動会では定番のかけっこはどうでしょう?
恥ずかしくて、当日は固まってしまう子もいると思いますが、普通に走るだけではなく短い距離をなにかストーリーを持たせて走るというのも、可愛くて良いと思います。
例えば果物をもってゴールの木につける、ゴールで何かしらプレゼントを木から取る!
などなど、子どもたちのやる気を出すものを選択しましょう。
ストーリーがあると2歳の子どもたちは、意欲的に取り組んでくれます。
かけっこは、個人競技に選ばれる一番の競技ですね。
他には個人競技以外で、玉入れや綱引きなども行う所もあるので、見所はたくさんありそうです。
泣いて競技ができないことも
ただ、2歳なので、本番の雰囲気やいつもとは違う環境に、怖くなってしまうこともあります。
保護者の方をみると泣きだしてしまったり、練習のように完璧にはできません。
なんで?と思わずそれは当たり前のことなので、温かく見守ってあげましょう。
表現できるようになっただけで成長です。
あまり声をかけると更に泣いてしまうことがあるので、陰で見守るのも1つの案です。
泣いている子どもがいたらなるべく、保護者の方と離しておくようにしましょう。
可愛い成長を、存分に披露できる運動会になりますように。