井上尚弥の次戦はいつ?ファイトマネー 総額や嫁と子供と海外の反応
WBAとIBFの世界バンタム級チャンピオン井上尚弥(戦績18戦全勝16KO)が、この程アメリカのボクシング専門誌「ボクシングシーン」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングで2位にランクされました。これは画期的なことで、今までどの日本人ボクサーもここまで上位の位置に置かれたことはありません。
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世界も認めるモンスター井上尚弥の実力と海外の反応とは?
PFPというのはボクシングのミニマム級からヘビー級までの全17階級のボクサー達を、もし階級を同じだと仮定したら誰が一番強いかというものを、ボクシング関係者達が意見を持ち寄り決めるものです。
「ボクシングシーン」の他でも色んなメディアが行っています。
ボクシングの聖書と呼ばれ、ボクシング界で最も権威のある「リングマガジン」も行っていますが、リングの方では5月後半段階ではモンスター井上は4位にランクされていますが、上がるのも時間の問題でしょう。
井上はまた、リング誌の表紙を今年に入って2月号で単独で飾ったばかりですが、関係者によると、次号の9月号でまた表紙を飾ることが決まったそうです。
他の日本人ボクサーは蚊帳の外ですから、如何に井上の評価が海外で高いかがうかがえます。
圧倒的強さでバンタム級の頂点を狙う!?
井上は現在WBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)と呼ばれる4つある主要認定団体のトップの選手達を戦わせ、その階級では誰が一番強いのかを争うトーナメント形式の戦いで、相手をことごとく容赦なく叩きのめし、ついに決勝にまで駒を進めたのです。
このWBSSは1年に2階級ずつ行っており、今年は2年目です。ボクシングの世界チャンピオンは1階級に1人だから世界チャンピオンなのでであって、現在の様に複数のいわゆる世界チャンピオンが乱立する状態を正そうとする試みで、ファンには歓迎されています。
要したラウンドは最初の2試合がどちらも1ラウンドでノックアウト勝ち、そして、5月18日にスコットランドのグラスゴーで行われた準決勝では超難敵と思われていたIBFのチャンピオンで、無敗のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を3度転がし、いとも簡単に2ラウンドTKO勝ちです。
井上尚弥の次戦はいつ?アメリカで決勝か?
残る決勝は現WBAバンタム級スーパー王者で5階級制覇経験者のノニト・ドネア(フィリッピン)と戦います。
ドネアも強くてキャリアがあり、体も大きくて決して油断できない相手ではありますが36歳の今、何となく「過去の人」の感は否めず、モンスターの攻撃にどこまで耐えられるか疑問です。
年内に試合が行われることは間違いありませんが、日付と場所はまだ決まっていません。
ただ、アメリカの可能性が高そうですね。
井上に興味を示している米国の大手プロモーションがいますので、彼らの前でモンスターの実力を見せつけると高額の契約話もトントンと進むのではないでしょうか。
井上の場合、リングさえあれば場所は関係ありませんから。
輝く未来が待っている井上尚弥のファイトマネー の総額は?
井上としては早くこのWBSSを終えて、億単位のファイトマネーを自由に稼げるアメリカを主戦場にしたいでしょうね。
WBSSもファイトマネーは当然支払われますが、せいぜい1試合で多くて5千万円ではないでしょうか。
アメリカではファイトマネーにPPV(ペイパビュー、お金を払って見たい試合のTVのチャンネルのブロックを解除してもらう。)が井上ぐらいの選手になると付くでしょうね。
こちらの売り上げが半端ないので、ファイトマネーにプラスすると、物凄い金額になります。
数年で蔵が立つぐらいに稼げるでしょう。余りに強いと、日本で試合を見られないのは寂しいですが、お金のことを考えるとアメリカで試合をした方が良いでしょうね。
井上尚弥の嫁と子供は?
現在26歳の井上ですが、既に高校時代の同級生だった咲弥(さや)さんと結婚していて、明波(あきは)くんという1歳9カ月の子供がいます。
やっと、父親が“ボクサー“と分かったようで、明波くんはリングアナウンサーの真似を井上の前でやるそうで、モンスターももうメロメロとのことです。
今後の活躍から目が離せませんね。