上原浩治メジャーから巨人ギャップの凄さ!高橋監督が落とせない理由
巨人、上原浩治投手の座右の銘は”雑草魂“です。
巨人にドラフト1位で入団しましたが、高校時代は全くの無名選手で、大阪体育大学に進学してから、頭角を現すようになった遅咲きの選手です。
大学時代は、勝利数・完封記録などの新記録を樹立しました。
また当時151連勝中だった、キューバとインターコンチネンタルカップで対戦し、キューバ打線を抑え込み、勝ち投手になっています。
実は、上原浩治投手は大阪体育大学には、1年浪人して入学しています。
なんと、浪人期間中は道路工事などをして、生計を立てていました。
この時の悔しさは、一生忘れない程でした。
高校時代の同級生に、建山義紀投手がいました。
日本ハムなどで活躍した投手ですが、上原浩治投手はその控え投手に甘んじていました。
今考えると凄いギャップですね。
メジャーから巨人に電撃復帰も前途多難。高橋監督の思い。
今季のメジャーリーグの移籍先がなかなか見つからない中、囁かれていたのが古巣巨人への復帰説でした。
当初はメジャーに拘っていたためこの話を向けられても否定的な発言をしていましたが、中々メジャーリーグで移籍先が見当たらず最終的には巨人に復帰しました。
巨人ではセットアッパーとして起用されていましたが、最初は良かったのですが、徐々に打ち込まれるようになってしまい、チームの勝ちを台無しにしてしまう事が続きました。
高橋由伸監督と上原浩治投手は生年月日が1975年4月3日生まれで全く同じなのです。
巨人に在籍していた時から仲が良かった2人です。
その為、どうしても私的感情が入ってしまう為、なかなかファームに落とす事が出来ないのです。
配置転換して何とか上原浩治投手らしい投球でバッターをキリキリ舞にして欲しいところです。
巨人の一時代を支えたエース上原浩治投手
上原浩治投手は、ルーキーイヤーに20勝を挙げる大活躍を見せています。
いきなり1年目から20勝を挙げるのですから、持っているポテンシャルは相当高いことが分かりますね。
そして新人として13連勝をして、記録を更新します。
投手部門のタイトルを独占し、投手として最高の名誉の沢村賞も受賞していますね。
これだけルーキーが活躍しながら、巨人は優勝を逃しています。
翌年、上原浩治投手は肉離れの影響で9勝止まりでしたが、チームは日本一に輝きました。
そして2002年に17勝を挙げ、最多勝に再び輝き、リーグ優勝に大きく貢献しました。
日本シリーズでも、西武ライオンズを巨人は全く寄せ付けず、4連勝で日本一に輝いています。
しばらくは先発投手として、エースの座を任されていましたが、2007年は抑えを任されています。
その後、2008年が巨人でのラストイヤーになり、翌年からメジャーリーグで活躍し、今季からまた巨人でプレーしています。
上原浩治投手の気になる年俸は?
2億円+出来高です。
やはりメジャーリーグでの活躍と、巨人に在籍していた当時の功績なども踏まえて年俸は2億円と好待遇で迎え入れらえました。
球団もセットアッパーとしての活躍を期待しての、2億円と言う年俸を支払う事を決めました。
相場の範囲内です。
今後、2億円に見合った活躍が出来るかに注目が集まりますね。
まとめ
古巣、巨人に復帰したまでは良かったですが、なかなかセットアッパーとして機能出来ていません。
この辺りは本人も、非常にもどかしいと思います。
メジャーで通用した球が、どうして通用しないのか?
上原浩治投手のストレートは、巨人で先発をしていたころは150キロ位出ていましたが、今は殆ど130キロ後半です。
ストレートに威力がないのが、不調の要因です。
しかし、上手く伝家の宝刀スプリットを駆使すればまだまだ活躍出来る投手です。