競馬の勉強って楽しい!初心者のはてな?「減量騎手」の意味とは?
競馬初心者の疑問の1つに、「減量騎手」というものがあります。
減量騎手は、3段階に分かれています。
新聞の騎手の名前の横にあるマークによって、減量の斤量が変わってきます。
減量騎手は、デビューしてしばらく一定の勝ち星に到達しない騎手に、適用されます。
若手騎手が対象の、恩恵とも言えますね。
新聞の騎手の横のマークに、初心者の方はなんだろうと思いますよね。
競馬初心者の疑問「減量騎手」の意味とは?
競馬新聞の騎手の名前の横にあるマークによって、減量の斤量が変わってきます。
▲は他の馬より3キロ減です。
1キロ2馬身のアドバンテージがあると言われていますから、6馬身のアドバンテージが机上の計算ではある事になります。
若手騎手は騎乗技術がまだまだなので、減量の恩恵があっても中々勝つことは難しいのが現状です。
△は2キロ減です。
4馬身の、アドバンテージになりますね。
▲から△になるので、恩恵が1キロ減ってしまいますが、騎乗技術がだいぶ上がってきた事を示しています。
減量騎手対象期間に、ずっと▲の騎手もいます。
騎手の世界も弱肉強食ですから、このような騎手は引退するのが早かったり、障害専門のジョッキーになったりします。
☆は1キロ減です。
2馬身程の、アドバンテージですね。
ここまで来ると、減量騎手卒業が近いです。
☆まで来ると、かなり調教師からの信頼も厚くなります。
もうじき、減量騎手も卒業です。
順調にここまで来れば、苦労する事はないのですが、各ジョッキー苦労していますね。
どんなレースでも減量なの?
特別戦からは、減量の恩恵は一切ありません。
平場では、減量の恩恵があるジョッキーでも、特別戦からは減量の恩恵が一切なく、他のジョッキーと同じ条件になります。
決められた斤量で、騎乗する事になります。
減量が、あるのとないのとでは大違いです。
かなり減量の恩恵は大きいですね。
平場の感覚で特別戦で騎乗すると、痛烈なしっぺ返しにあいます。
これもジョッキーにとっては、良い勉強になるのです。
平場しか騎乗依頼が来ない、減量騎手もいます。
特別戦では減量の恩恵がないので、能力の高いジョッキーに、乗り替わりになってしまう事が多いです。
他のジョッキーがケガなどで減量騎手に乗り替わった場合は?
平場であれば、減量が適用されるのでアドバンテージになります。
あとは、ジョッキーの能力と馬の能力によります。
特別戦から上は、斤量はかわりません。
ここが要注意のポイントです。
減量があると勝手に思い込んでしまうと、その馬が来れば良いですが、来ないとアレレ・・・となってしまいます。
平場であれば問題はないのですが、特別戦からはステージが変わると言ってもいいでしょう。
平場と特別戦の大きな違いは、同じ1000万円のレースでも特別戦の方が圧倒的にレベルが高く、賞金も高い事ですね。
ここが、非常に重要なポイントです。