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節分の本当の意味と由来を簡単にいうと?そもそも退治する鬼って誰?

2018/12/23
 
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年が明けると1月、2月、3月はとても早いスピードで過ぎていくものですが、2月の行事といえば節分。

 

ふと、考えるといつも当たり前に行っていた節分ですが、

 

『節分ってなんなんだろう?』

 

と思ったので少し考えてみることにしました。

 

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節分ってなんなんだろう?

 

節分は季節を分けるという意味があるそうで、実は年に4回、節分があるのです。

 

4回もあることなんて、知りませんでしたよね。

 

春夏秋冬、始まる前の日のことを節分といいます。

 

日本では、特に立春は1年の始まりということで、取り分け尊ばれていました。

 

そのため、4回のうちの、『立春2月4日の前日の2月3日』が、節分の日にちとして定着していったのです。

 

豆まきはなんでするのかな?退治する鬼って誰?節分の本当の意味と由来とは

節分で行う豆まきは、中国で行っていたものが日本へ伝わってきたものです。

 

季節の変わり目には邪気=鬼が出てくると考えられており、その鬼を追い払うために豆まきを行うようになりました。

 

そもそも鬼とは何なんでしょう?

 

鬼と聞くと、ツノが生えた怖いものを想像しますが、元々は鬼の姿は決まっておらず、見えない悪いものを鬼と名付ていたのです。

 

それがどんどん広まって行くうちに、今の大体の方が想像する鬼になっていったそうです

 

そして、悪いものを追い払うため、幸福を家に招き入れるために豆まきをします。

 

単純に、硬い豆をぶつけて鬼をやっつけてしまうイメージですね。

 

大豆にはたくさんの栄養素が含まれているので鬼を追い出すパワー満タンですね。

 

すぐに追い出しちゃえますね。

 

豆まきの豆は必ず炒った豆を用います。

 

確かに生の豆で行うのは、見たことがないですね。

 

なぜ炒った豆を使うかといいますと、諸説ありますが、生の豆のまま外にまいてしまうと色んな場所で芽が生えてしまうからだとか。

 

悪いものを育ててしまわないように、炒った豆を使用して豆まきをするわけです。

 

炒った豆を外にまくと、鳥が集まってきてパクパク食べてくれます。

 

悪いものを追い払ったものを、食べてくれるのだからありがたいですね。

 

節分の日の翌日の鳥は、食べるものに困りませんね。

 

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「鬼は外~福は内~」子供への簡単な節分の伝え方は?

 

「鬼は外~福は内」と大きな声で唱えながら豆をまくのが節分!

 

子どもたちと一緒に行う際は、子どもたちそれぞれの中にいる鬼を退治してしまえば良いですね。

 

例えば、お友達とケンカばっかりしてしまうお子さんでしたら、『意地悪鬼をやっつけよう!』

と声かけしてみたり。

 

泣いてばかりの子に強くなってほしい場合は、『泣き虫鬼をやっつけよう!』

 

などと、それぞれの心のなかにいる鬼を見つけてあげて、それを退治してみたら良いですね。

 

自分たちで、豆を投げて退治するのはとても大切ですね。

 

子どもたちも、自分の中にいる鬼をやっつけるとなれば、気合いも入ること間違いなしですよ!

 

こんなふうに、子どもたちでも出来るように声かけをしてあげて、日本の伝統行事にしっかりと触れさせてあげたいですね。

 

福は内の、豆のお家に投げる量は、ご家庭でご相談して行いましょうね。

 

たくさん福は入ってきてほしいですが、豆をたくさん投げてしまうと集めるのが大変ですから(笑)

 

鬼を退治するために、外にまくことにたくさん使って下さいね。

 

最後に、とっても余談ですが、『鬼はこわいもの』というイメージが定着しすぎて、最近は『鬼がくるから良い子にしようね』と節分以外でも声をかけているお母さんをよく目にします。

 

確かに、『こわ~い鬼がくるのは嫌だからやろう!』と思えばその時はちゃんとするかもしれませんが、

『怖いからやる!』
『怖いから良い子にしとこう』

ではあまり意味がないのです。

 

何度も何度も同じことを繰り返しちゃいますので、『鬼がくるから』ではなく、『何故それをやってはいけないのか』『どうするべきなのか』を言葉で伝えてあげてください。

 

鬼の登場は是非、節分の時と昔話を読むときのみにしてあげてくださいね。

 

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